top of page

コンパクトな都市構造に関する研究

■コンパクトな都市構造に関する研究 

 本研究は、コンパクトシティの具体的な目標像とそれを構築するための方策に着目する。地方都市は、無秩序に都市が拡大し、歩いて暮らせる町ではなくなってしまった。一方で、コンパクトシティの成功事例である英国オックスフォードに半年間滞在した際、行政担当者との議論よりコンパクトな都市構造の実態とその施策の重要性を実感した。しかし、わが国の状況を見ると、緩い土地利用制度、土地制度、生活スタイルなど、コンパクトシティの発祥の地とはかなり状況が異なっている。日本独自のコンパクトシティを明確にし、構築する方策を明らかにする必要がある。本研究では、我が国のコンパクトシティの目標像やそれを実現する地域センターの活性化集約化方策を英国のコンパクトシティと比較しながら明らかにする研究を行う。 



参考文献)

1) 英国オックスフォード市におけるセンターの階層化の計画と実態に関する研究
    野嶋慎二|日本都市計画学会都市計画論文集|NO.45-3 p193-198|2010.11 

2)小規模賃貸店舗の展開特性とその集積街区の受け皿機能に関する研究 
    野嶋慎二、玉置伸吾|日本建築学会計画系論文集|NO.530 p193-200|2000.4

3) 店舗育成手法としてのチャレンジショップ事業の現状とその要件ー富山市中央通り商店街の事例ー 
    宇於崎弘実、野嶋慎二|日本建築学会技術報告集|NO.15 p301-306|2002.6

4) エココインの運用とその効果に関する実践的研究―福井市田原町商店街を事例としてー
    町田幹樹、野嶋慎二|日本建築学会技術報告集|第13巻 第26号 p801-806|2007.12

5) 地域拠点の役割と位置づけ方針に着目した都市構造のあり方に関する研究

  —都市計画マスタープランを策定している全国中規模都市を対象としてー

    石原周太郎、服部翔馬、野嶋慎二|日本都市計画学会論文集|NO.49-3 p699-704|2014.10


 

bottom of page